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妊婦さんでも虫歯治療は可能⁉︎気をつけたい妊娠中の歯周病など

  • 歯科治療
  • 2021/03/25

妊婦も虫歯治療できる⁉︎

画像:shutterstock

女性は妊娠すると心と身体にさまざまな変化が現れます。

「妊娠」の喜びと身体の変化に戸惑いが生じ、頭では分かっていても心が追いつかないとストレスを抱える方もいるのではないでしょうか。

特に初めて妊娠したプレママさんは、虫歯治療に麻酔やレントゲン、薬などが胎児に影響を与えないか不安ですよね。

今回は、妊婦さんの虫歯治療や、胎児に影響を与えない治療時期、妊娠中のお口のトラブルについてお話します。

妊娠するとお口の中も変化する?

妊娠初期のつわり、重い方なら出産までつわりが続くというプレママさんもいるのではないでしょうか。
歯磨きをしたくても、歯磨き粉の匂いが無理という方、歯ブラシを口の中に入れることすら辛く
歯磨きが不十分、もしくはできないという妊婦さんも多くみられます。

そうなると口腔ケアが行き届かず、虫歯になったり、歯茎が腫れたり、出血しやすくなったりしてしまうのです。

また、ずっと食べていないと気持ち悪いという妊婦さんもいます。
「食べつわり」というものですが、こちらも常に食べ物を口にしてしまい、虫歯になりやすい環境を作ってしまうので注意が必要です。

妊娠するとさまざまな歯のトラブルが起こる可能性がアップすると考え、普段以上にお口のケア、口腔内の環境に気をつけることが大切です。

妊娠中の虫歯治療

妊婦さんの虫歯治療は妊娠時期に応じて異なります。

妊娠初期(1〜4ヶ月)
妊娠初期は、体の組織の基がつくられる大事な時期です。
なるべく治療は避け歯が痛んだ場合、応急処置などで対応してもらいましょう。

妊娠中期(5ヶ月〜7ヶ月)
安定期に入れば治療を受けることができます。この時期に虫歯などをきちんと治療することをおすすめします。

妊娠後期(8ヶ月〜10ヶ月)
治療内容によっては可能ですが、なるべく治療を避ける方がベストです。

まず。母子手帳をもらったらかかりつけの歯科医院を決め、歯科検診を受けることから始めましょう。お口の中をキレイに保つためのブラッシング指導であればいつでも受診可能です。できる限りお口の中をキレイに保つことを心がけてください。

レントゲンや鎮痛剤、麻酔は大丈夫?

安定期に入ったら治療可能とはいっても、レントゲンや鎮痛剤、麻酔、抜歯などがお腹の赤ちゃんに影響を及ぼさないか心配になりますよね。

結論から言うと、抜歯以外なら妊娠中でも問題ありません。

(1)レントゲン
治療で用いるレントゲンの放射線量はごくわずかで、照射部位も子宮から離れています。さらに、保護用に鉛のエプロンを着用するので胎児にほとんど影響はありません。

(2)麻酔
治療での麻酔も問題ありません。基本的に歯科治療での麻酔は局部麻酔になり使用量も少なく、打たれた部位で分解するため胎児に影響はありません。

痛みを我慢する方が母体にも赤ちゃんにもストレスになります。妊娠していることを伝え安心して治療を受けましょう。

ただし、妊娠していない時期に麻酔でトラブルなどを起こしたことがある方は、事前に相談することをおすすめします。

(3)薬
妊娠初期には避けたい鎮痛剤や抗生物質などは、安定期に入り歯科医が処方したものを使用するようにしてください。基本的に産婦人科医も推奨している抗生物質、最小限の投与量を処方してもらいましょう。それでも不安な方は歯科医に相談することをおすすめします。

(4)抜歯
抜歯は避けた方がベストです。抜歯をすると痛みや腫れがともない母体だけでなく赤ちゃんに悪影響を与えかねません。基本的によほどのことがない限り妊娠中の抜歯は避け、出産後、落ち着いてからをおすすめします。

要注意!妊婦の歯周病

妊娠中の女性が歯周病に罹患(りかん)している場合、早期低体重児出産のリスクが7倍も高まるという報告が、1996年に米国で発表されています。

つわり、女性ホルモンの変化などさまざまな要因により、妊婦さんの唾液は、口腔内の細菌を殺す自浄作用が弱くなります。さらにお口の中のケアも難しくなり磨き残しなどが増え、口の中が酸性になりやすいことも原因の一つです。

歯周病の悪化は全身にまで及びます。全身にまで及んでしまうと胎児に悪影響を与えてしまうので注意が必要です。

妊娠中もできる歯周病対策

(1)うがい

歯磨きが辛いときは毎食後、ブクブクうがいをしましょう。水でもOKですが、体調を見てマウスウオッシュなどを使うと尚、効果的です。食後は必ずうがいをしてお口の中をキレイに保ちましょう。

(2)歯磨きの工夫

つわりの時期は匂いに敏感になるもの。ちょっとした匂いでも吐き気が襲ってきますよね。歯磨き粉がダメという妊婦さんは、歯磨き粉を使わずにブラッシングしてください。

歯ブラシはヘッドの小さいものがおすすめです。さらに、下の方を向き前かがみの体勢で歯ブラシを舌に当てないよう小刻みに磨くと嘔吐感を避けやすくなります。

(3)キシリトールガムを噛む

キシリトールが含まれているガムは、初期段階の歯垢(プラーク)を抑える効果があります。虫歯予防だけでなく間接的に歯周病の予防にもなると考えられます。

ガムを噛むことにより唾液の分泌も多くなり細菌が洗い流されるので、口腔内の細菌が少なくなる利点もあります。

妊娠性歯肉炎とは

妊婦さんが気をつけたい歯の病気の一つに「妊娠性歯肉炎」があります。これは女性ホルモンの増加が原因で引き起こされる病気です。

女性ホルモンがある特定の歯周病原細菌の増殖を促すことがわかっています。妊娠終期には月経時の10~30倍になるといわれており、このため妊娠中期から後期にかけて妊娠性歯肉炎が起こりやすくなるのです。油断すると出産後に本格的な歯周病に移行する場合もありますので、注意が必要です。
出典:日本臨床歯周病学会

妊娠性歯肉炎は、軽度なものが多く歯ぐきに炎症が限局した歯周病です。しかし、軽視していると早産や低体重児出産を引き起こす可能性があるので気をつけましょう。

元気な赤ちゃんを産むためにも!

画像:shutterstock

虫歯、歯周病、妊娠性歯肉炎予防は妊婦さんにとって重要です。
妊娠中は女性ホルモンの増加、つわりなどでお口の中の環境が悪化すると考え、体調のいい日に歯科医院への検診・受診を心がけてください。

出産すると育児に追われ通院もままならなくなるでしょう。生まれたばかりの赤ちゃんに虫歯菌を移してしまわない為にも、妊娠前、妊娠中にしっかり虫歯を完治させることが大切です。

健康で元気な赤ちゃんを産むためにも
妊娠中の虫歯治療で不安なこと心配ごとがあればいつでも気軽にご相談ください。

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出典:日本臨床歯周病学会

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